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私も日本企業へ個別株投資したいけど良い銘柄教えて欲しいです!
こんな悩みを解決する記事を用意いたしました。
まずは、日本人として株価が30000円を突破したのは嬉しいことです👏
では、本題にいきましょう。
この記事で紹介する「永久保有したい、累進配当銘柄7選」を知っていただいて、是非個別株投資にチャレンジしていただけたらと思います。
投資歴5年の私も、累進配当株の保有割合は高く、自信を持ってオススメしたいと思っております。
この記事だけ読めば『累進配当株の具体的オススメ銘柄』がわかるので、じっくり読み込んでください!
累進配当株とは
累進配当とは、原則「減配なし、配当維持もしくは増配のみ」とする配当政策です。
つまり、景気悪化で最悪な状況でも、配当は維持されます。
そのため、株価が安いときに仕込めば、年々配当利回りが上昇するのが特徴です。
中長期投資をメインに行っている人には、オススメの銘柄になります。
なお、「累進配当」を公表している企業は株主還元に積極的である可能性が高く、増配期待はもちろん、株主に多大な恩恵を与えてくれる事例が多いです。
日本でも「累進配当」を公表している企業はあるので、順に解説していきます。
累進配当企業
今回は、私の独断でオススメ7社を選定いたしました。
なお、過去記事に私が保有する累進配当銘柄のパフォーマンスについても記載していますので気になる方はご覧ください。
三菱UFJ(8306)
国内最大の民間金融グループです。
銀行、信託、証券、カード、リース等、アジアでの展開進む大手銀行の時価総額1位企業です。
当社は株主還元の基本方針として
- 利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加を基本方針とし、2023年度までに配当性向40%への累進的な引き上げをめざす
このように示しております。
年間 | 中間 | 期末 | |
---|---|---|---|
2024年3月期 | 41円(予想) | 20.5円(予想) | 20.5円(予想) |
2023年3月期 | 32円 | 16円 | 16円 |
2022年3月期 | 28円 | 13.5円 | 14.5円 |
2021年3月期 | 25円 | 12.5円 | 12.5円 |
2020年3月期 | 25円 | 12.5円 | 12.5円 |
2019年3月期 | 22円 | 11円 | 11円 |
2018年3月期 | 19円 | 9円 | 10円 |
2017年3月期 | 18円 | 9円 | 9円 |
実際に配当は、毎年増加しており、株価も右肩上がりで推移しております。
- 株価:929円(2023年5月17日時点)
- 配当利回り:約3.4%
事業分野も広く、安定している企業だと思うので、オススメの銘柄1つです。
三井住友FG
傘下に三井住友銀行、SMBC日興証券、住友カード等があります。
国内は、法人融資や役務、個人はカード決済が好調の企業です。
累進配当銘柄の代表格でUFJと三井住友は外せない立ち位置だと個人的に思っています。
当社は株主還元の基本方針として
- 株主還元は、配当を基本に、機動的な自己株取得も実施してまいります。
配当は累進的とし、配当性向は2022年度までに40%を目指してまいります。
累進的と明言しているのが特徴です。
2019年 3月期 | 2020年 3月期 | 2021年 3月期 | |
---|---|---|---|
1株当たり配当額(円)(普通株式) | 170 | 190 | 190 |
1株当たり当期純利益(円) | 519.95 | 511.87 | 374.26 |
1株当たり純資産額(円) | 7,715.91 | 7,827.50 | 8,629.73 |
連結配当性向(%)(普通株式) | 34.6 | 37.0 | 50.8 |
累進配当は継続しており、株価も右肩上がり上昇を続けております。
- 株価:5728円(2023年5月17日時点)
- 配当利回り:約4.4%
配当性向40%を超えているのが、少し心配なところです。
丸紅
芙蓉グループの総合商社大手企業です。
穀物、発電で商社の首位級を走っております。
投資の神様「バフェット氏」も保有しており、心強い銘柄です。
当社は株主還元の基本方針として
- 中期経営戦略「GC2024」期間(2023年3月期~2025年3月期)における配当については、1株当たり年間配当金78円を基点とし、中長期的な利益成長に合わせて増配していく累進配当を実施します。
- 当社は株主に対して長期にわたり安定した配当を行いつつ、中長期的な利益成長の実現によって増配を目指しております。
年間配当の下限を定めています。
配当投資に興味ある方は、計算できるのでありがたいですよね。
中間 | 期末 | 年間 | |
---|---|---|---|
2024年3月期 | 39.00 (予想) | 39.00 (予想) | 78.00 (予想) |
2023年3月期 | 37.50 | 40.50 | 78.00 |
2022年3月期 | 25.50 | 36.50 | 62.00 |
2021年3月期 | 11.00 | 22.00 | 33.00 |
2020年3月期 | 17.50 | 17.50 | 35.00 |
2019年3月期 | 17.00 | 17.00 | 34.00 |
2021年に減配実績があるものの、直近での増配率は凄まじいです。
2019年からの配当額は2倍以上となっております。
- 株価:1911円(2023年5月17日時点)
- 配当利回り:約4.0%
三菱商事
総合商社大手で、三菱グループの中核企業です。
原料炭等の筆頭であり、機会、食品、化学品等の事業基盤が厚いです。
ENEOSとの合弁会社設立も発表しております。
当社は株主還元の基本方針として
- 2022年度より開始された『中期経営戦略2024』においても、「累進配当」の方針を継続致します。
このように示しており、配当性向を35%へ高めていくそうです。
中間 | 期末 | 年間 | |
---|---|---|---|
2019年度 | 64円 | 68円 | 132円 |
2020年度 | 67円 | 67円 | 134円 |
2021年度 | 71円 | 79円 | 150円 |
2022年度 | 77円 | 103円 | 180円 |
2023年度 | 100円(見通し) | 100円(見通し) | 200円(見通し) |
三菱商事の増配は安定感を感じます。
総合商社として初めて純利益が1兆円の大台に乗ってことも、リーディングカンパニーとして評価したいです。
- 株価:5535円(2023年5月19日時点)
- 配当利回り:約3.3%
伊藤忠商事
総合商社大手で、日財閥系の雄です。
繊維や食料に強く、中国進出も強い企業です。
傘下にファミリーマートなど有力企業があり、総合商社の時価総額は2位の企業です。
当社は株主還元の基本方針として
- 1株当たり配当金は前期比20円増額の160円/株。累進配当(連続増配)と配当性向30%を達成。
こちらは、今年度の実績ですが、この文やその他、中期経営計画内容を見ると累進配当に注力してるのが伺えます。
2019年度 (実績) | 2020年度 (実績) | 2021年度 (実績) | 2022年度 (実績) | 2023年度 (予想) | |
---|---|---|---|---|---|
中間配当 | 42.5円 | 44.0円 | 47.0円 | 65.0円 | 80.0円 |
期末配当 | 42.5円 | 44.0円 | 63.0円 | 75.0円 | 80.0円 |
年間 | 85.0円 | 88.0円 | 110.0円 | 140.0円 | 160.0円 |
素晴らしい増配幅です。
2019年から、配当額は現在約2倍です。
今年は、円安や資源高の後押しもあり、好決算だったため今後は上昇が鈍化する可能性はありますが、良い企業です。
- 株価:4825円(2023年5月19日時点)
- 配当利回り:約2.9%
稲畑産業
稲畑産業は、1890年創業の化学専門商社です。
世界17カ国に約60拠点を展開しており、売上比率も50%以上が海外と国際的な企業なのが魅力です。
当社は株主還元の基本方針として
- 一株あたりの配当額については前年度実績を下限とし、減配は行わず、継続的に増加させていくことを基本とします。(累進配当の継続)
- 総還元性向の目安としては概ね50%程度とします。
- ただし、政策保有株式を売却し、相当程度のキャッシュインが発生した事業年度においては、今後の資金需要や会社の財務状況、株価、マーケットの状況などを総合的に勘案し、上記の総還元性向の目安には必ずしも囚われずに、株主還元を実施いたします。
こちらは、中期経営計画に記されているため、今後は変更になる可能性は大いにあります。
一方で、この方針を示していることから、株主還元に積極的な企業であるのは確かです。
2019年度 (実績) | 2020年度 (実績) | 2021年度 (実績) | 2022年度 (実績) | 2023年度 (実績) | |
---|---|---|---|---|---|
中間配当 | 20円 | 20円 | 20円 | 30円 | 50円 |
期末配当 | 28円 | 33円 | 43円 | 80円 | 65円 |
年間 | 48円 | 53円 | 63円 | 110円 | 115円 |
この企業の凄いところは、配当性向30%近い水準で、この増配幅を記録していることです。
ここ数年で、配当額や約2.5 倍と恐ろしい、、、
ちなみにここ2年で株価も2倍近く上昇してます。
- 株価:2985円(2023年5月19日時点)
- 配当利回り:約3.9%
味の素
味の素は日本を代表する食品メーカーです。
社名にもなっている「うま味調味料」や冷凍食品、加工食品に加え、医薬品や飼料など食品以外の商品も手掛けています。
日本人の食には欠かせない企業なのではと思います。
当社は株主還元の基本方針として
- 新たな株主還元方針として、減配を実施せずに増配または配当を維持する累進配当政策を導入する。
2023年2月28日に発表した中期経営計画で発表しました。
この発表は投資家から、好感を受け株価は右肩上がりが続いています。
2019年度 (実績) | 2020年度 (実績) | 2021年度 (実績) | 2022年度 (実績) | 2023年度 (実績) | |
---|---|---|---|---|---|
中間配当 | 16円 | 16円 | 16円 | 24円 | 31円 |
期末配当 | 16円 | 16円 | 26円 | 28円 | 37円 |
年間 | 32円 | 32円 | 42円 | 52円 | 68円 |
累進配当の発表前から、減配はなく、基本的に増配銘柄でした。
一方で、累進配当を公言したことから企業の強気の姿勢が伺えます。
発表して、実現できないと株主の期待を裏切ることになるので、今後も成長が見込める算段があるのだと思います。
- 株価:5151円(2023年5月19日時点)
- 配当利回り:約1.3%
まとめ(購入方法)
上記で紹介した『永久保有したい、累進配当銘柄7選』は今後も長期で推奨していく銘柄になります。
しかし、すぐに購入すべきとは思っていません。
なぜなら、日経平均が3万を超えて相場も熱狂しているからです。
累進配当株の購入方法として
- 下落時まで購入を持つ
- 定期的に積み立てて株数を増やす
これらの方法で、購入タイミングも意識して買い進めてください!
なお、個別株を積み立てて購入するには
- SBIネオモバイル証券(SBI証券統合)
- LINE証券
を推奨しており、これらの証券会社では1株ずつ株式を購入できます。
LINE証券のメリットについては、上記記事で記載してますので参考にしていただけると幸いです。
今回の記事で気になることがあれば、問合せやTwitterでのDMお待ちしております!